様々な治療所に行っても変化が見られない、股関節の痛み。女性に多く年齢を重ねると症状が進行するのが特徴です。歩行難、階段登り降りに痛みを発していつもの道が遠く感じます。そして諦めて辿り着いた鍼灸治療という人が多いです。問診が終われば先ずは関節可動域の検査。どの方向に動かすと痛みが出るか確認します。東洋医学的には脚の大腿部から足部までどのラインを通るか把握して足の末端穴を使います。そうこれが「経筋治療」。これだけで関節可動域はかなり改善されます。丁寧に可動域を確認して穴を触診していき鍼を打ち、置きます。そのまま脈が落ち着くまでリラックス。そして抜鍼をしてまた可動域の確認。この方法で股関節は改善が見て取れる関節です。また特効穴として耳鍼五穴も施鍼しても良いでしょう。足を引きずってる感じがする、上げるのがつらい、歩く度に音がする方は是非ご相談ください。