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変形性膝関節症  

 

主訴:右膝関節内側の痛み
患者名 N・Oさん
性別 女性
年齢 67歳
仕事 主婦
社会歴・個人歴 50歳代は自営業 現在は主婦 趣味の卓球はライフワーク
既往歴 まれに坐骨神経が右下肢に発症
家族歴 特に無し
西洋医学的病名 右膝関節内側半月板損傷
東洋医学的病名 「脾経経筋病症」(主病症) 肝病症(副病症)
来院開始 平成28年3月5日
通院間隔 週二度の来院
解釈モデル 「日常生活を苦なく過ごし趣味の卓球を膝を意識せず過ごしたい」
 
治療目的・方針 膝の疼痛緩和及び腰部神経痛症状を抑える。
 
現症 歩行時は特に問題は無いか、階段を下る時に痛みを感じる。また卓球をする際にサイドステップに寄る不可にて痛みの憎悪を訴える。
 
 東洋医学的症候
肝症候 筋の引きつり・痺れ・
心症候 ストレスを軽度感じる
脾症候 甘いものを好む。疲れ易い
肺症候 特に無し
腎症候 足腰にだるさがある
 
 
治療 足趾喜按点にゼロ番施鍼後、膝関節 脾、胃、胆経圧痛点の触診しパルス3&75Hz 10分。
関節裂隙に施術鍼は避ける
お灸として関節裂隙に2個置く。
 
評価 卓球をする度に、痛みと不安感があったが治療開始二ヶ月で不安感喪失、階段も楽になる歩ける様になる。今回は卓球の練習と試合をこなしながらスポーツを中止する事なく治療をする為症状の寛解に時間を要した。体重のコントロールと体幹トレーニングの指導も効果を増長したと考える。